カレンダー連携のベストプラクティス(技術×運用)
原則
- 保存はUTC、表示はローカル
- DST境界週はテストイベントで検証
- 最小権限(Read/可視範囲/プライベート扱いの明確化)
実装の要点
- 二重登録防止(busy check、iCal UIDの扱い、衝突時の挙動)
- 繰り返し予定(RRULE、例外扱い、シリーズ更新の影響範囲)
- 代理権限(作成者/所有者/主催者の差異と通知)
運用
- 件名へローカル時刻を併記
- 退職/異動時の所有者問題をルール化
- データ保持/監査ログ/インシデント連絡を文書化
チェックリスト
- タイムゾーン/祝日カレンダーの設定
- 会議URLの安全な取り扱い(参加者限定/ロビー)
- 招待メールのスパム判定回避(SPF/DKIM/DMARC)
--- 小さな設定の不備が大きな混乱を生みます。技術と運用の両輪で安定性を確保しましょう。